
オーガニックイタリアン「クチーナナトュラーレエッフェ」オーナーシェフ藤松俊之さん

インタビュー(一部抜粋)
オーガニックイタリアン料理のレストランをしています
オーナーシェフの藤松俊之です。
現在5月6日までテイクアウトのみの営業しています。
Q:イタリアには修行に行かれたのですか?
24歳のときに1年半イタリアで修行してきました。
その頃は、日本にはイタリア料理があまりなかった時代でした。
その当時、京都のイタリア料理のふくむらさんで食べたイタリア料理に感激して、イタリアに修業に行きたいと思った。
Q:ローフードマイスター1級を取得されているのですが、どんなことですか?
読んで字のごとくローフードは生で食べることなんですが、食物にはすべて酵素があって、その酵素を壊さずに食べましょうということです。
食物酵素と代謝酵素と2つあって、できるだけ食物酵素を食事で取ることで代謝酵素を補うと体も健康で維持しやすくなります。
Q:イタリアンでローフードな料理を作られているのですか
できるだけ生で食べるメニューを作っています。
Q:食材の仕入れはどうされているのですか?
当初は食材を探すのに手こずりましたが、最近はオーガニックな野菜を問屋さんが持ってきてくれるようになりました。
Q:グルテンフリーにもこだわっているのですか?
小麦の代わりに米粉で作っています。
パスタもピザ生地も出来ます。
元々日本は米文化にもかかわらず小麦を取りすぎている。
Q:グルテンフリーはやっぱり良いのですか?
自分自身でもグルテンを取ることを辞めたんですが、体調がかなり良くなったんです。これならぜひ取り入れようとやっています。
Q:ここまでこだわりの料理を作り始められたのはいつからですか?
この店を初めて2年半なんですが、この店はグルテンフリーでやるためにはじめました。
Q:お客様の反応はいかがですか?
遠いところからも、探して来店されます。
ビーガンの方もよく来られます。
Q:この店の前はどちらでされていたのですか?
この店を出す前は、10年間宇治市内で普通のイタリアンレストランをしてました。
そのころから、時代のニーズは健康重視に変わってきていると感じていました。
Q:京都市内では多くのイタリアンレストランがありますが、かなり差別化されていますね。
はい、体に負担をかける精製された白砂糖や小麦などを使わないようにしていますし、コースの最後にはこそげ米ごはんをお出ししています。玄米を3日間寝かして酵素を出したご飯をお出ししています。
Q:30年以上シェフをされてきて一番良かったエピーソードは?
この店は今までの集大成にもなっていて、食のバリアフリーを目指しています。アレルギーのある方と無い方が同じ場で食事を楽しんでいただけるのが、やってて良かったなと感じます。
インタビューの全編はポッドキャストでお楽しみください。
インタビューを終えて
取材当日、笑顔で迎えていただいたオーナーシェフの藤松俊之さん。
京町家を改装された2階建ての立派なお店、靴を脱いで店内へ入るのがなんともいい!
藤松さんの作られるお料理はどんな料理なのか?H.Pの写真で見ると色鮮やかで新鮮さが目に飛び込んでくる。
実際の料理の写真も撮りたかったが、コロナの自粛が落ち着いてからのお楽しみにしておきたい。
藤松さんとインタビュー前に色々とお話をしていると、ゆっくりと丁寧に対応していただける。笑顔からは優しさが溢れ、料理に対する情熱が伝わってくる。
きっと、料理の味にもこの藤松さんの優しさや思いやりが出てるんだろうな。
取材が終わって帰る準備をしていると、「これを持って帰ってください」と渡されたのが「今商品化しているんです」とオーガニックのトマトソースと米粉のパスタとオーガニックのカレーのルーだ。
真空パックしてるのでお湯で温めて試食してみてください!とのこと。
早速、家でランチ時に食べてみました。

あんまりきれいに盛り付け出来てなかったけど、口に入れると何とも優しい味
パスタは米粉で出来ているが、もちもちしててソースと良く絡まる。
スーパーで売られているインスタントのソースとは別格の味。
一口食べると辞められなくなる。是非とも商品化してほしい!
詳しく商品名をお聞きしてないが、お店の味を手軽に家で再現できるのは、とってもいいと思う。
藤松さんの味を是非とも多くの人にも知ってほしい!と思った。
興味のある人は是非藤松さんのH.Pから問い合わせしてほしい。
取材日:2020年4月21日