
京都宇治田原で茶農家21代目の京都茶園の垣内英材さん「お客様の求めているお茶を作っていきたい!」

父の代から茶農家を受け継いで14〜5年になりますが、多くの茶農家をされている家は、従来通り昔からの製法でお茶作りをされています。
垣内英材さん
そう語る京都茶園の垣内英材さん。
日本緑茶発祥の地の宇治田原という山間の町で生まれ育ち、広大な茶園を受け継がれた垣内さんにインタビューをしてきました。
インタビューの詳細は音声をお聞き下さい。
21代目の挑戦は?

こんな恵まれた土地で、京都宇治茶というブランドがあることにあぐらをかいていては将来どうなるのか?
熊本の水俣で茶農家をしている友人から”恵まれすぎ”とまで言われて目が冷めたようだ。
お客様の声をできるだけ聞くことを大切にされているので、京都市内のお得意様から注文があると、発送するのではなく自分の車で配達をする。
「無農薬のお茶が欲しい!」という声をよく聞くようになったそうで、数年前から無農薬有機肥料の栽培に切り替えている。
オーガニックのJAS認定を取得するためだ。
従来からリーフで売る方法からTEABAG(ティーバッグ)での販売に力を入れている。さらに問屋さん経由ではなく直売方式に挑戦中だ。
最近では玉露や煎茶ほうじ茶以外に紅茶を生産しているが、紅茶がよく売れてきた。
新しくハーブとのブレンド茶も数量限定で作り出した。
プロフィール 京都茶園代表:垣内英材(かきうちひでき) 京都宇治田原在住・茶農家21代目 従来の茶農家から新しい時代に向け 日本国内・海外にも茶農家直売も手掛ける。 お客様が安全で安心して飲んでいただける お茶の生産を心がけている。