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人生を変える質問は突然やってくる!

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それは、4年前の夏頃にやってきた。

「ブルース(僕のニックネーム)から契約すれば、ご利益は何ですか?」

「えっつ」

その突然の質問に僕の頭の中は答えを見つけるために何周も駆け回った。

「……」

僕はすぐに答えを見つけることはできなかった。答えられない自分が恥ずかしい。

この出来事は、当時魔法の質問認定講師が「月のリズム」と言う講座を開催されていて参加した時のことだった。

休日ということもあったかもしれないし、相手が女性だったということもあるかもしれない。

全くの無防備な自分を後悔した。

今までこんな質問をされた事は無かった。

20年以上厳しい生保業界でバリバリと仕事を続けてきた。

大手生命保険会社時代は、営業所長として人の採用育成までこなしてきた自負もあった。

その日以降、答えを見つける為に、毎日自問自答を繰り返した。

適当に答えることもできたが、その質問は頭で考えるというよりも心に響いたようだった。

僕の扱っていた生命保険という性質上、誰から買っても商品として同じ効果の物である。

「誰から買っても同じ物なので僕だけのご利益は何か?」と言う問いにスパイラルはまり込んだ様だった。

同時に、

「あなたは何を手放しますか?」と言う質問もされていた。

「えっつ……」

この質問も心にグッときた。

当時、休日は少年サッカーのコーチや審判をボランティアながら結構真剣に取り組んでいた。

しばらく悩んだ挙句、自分の時間を潰すことになっていた事に気づき、サッカー関係のボランティアを辞めることにした。

すると自分の時間が持てるようになったのが大きかった。

先程の2つの質問たちが結果的に自分の人生を考える切っ掛けになった。

その4年後、僕は57歳にしてそれまで25年間いた生保業界からきっぱりと身を引き新しい人生を歩み始めた。

人生を変える質問は走馬灯のようだ。

40年前僕は車と正面衝突の事故をした事がある。

17才の11月3日、いつものように僕は50ccのカブでアルバイト先のレストランに向かった。

当時付き合っていた彼女とクリスマスイブにデートの約束をしていたからである。

予期せぬ事は突然やって来た。

アルバイトを終えカブに乗って宇治川ラインを走っていると、カーブを曲がって来た車が目の前に! 

「あっと!」思った瞬間僕は車に跳ねられていた。

ガードレールを飛び越え崖に落ち、2~3回転がり止まった。

意識を取り戻した時、これは夢なのかと、ほっぺをつねった。

その時、僕の頭の中では、まるで映画の様にいろんな事が映った。これが走馬灯なのか?

この様な経験は一生に1回あるかないかだが、今だにこの時の状況は忘れられない。

同じく、人生を変える質問に巡り会える事は、人生の中で1回あるかないかだ。

死にかける事故にあって走馬灯を見るよりも、人生を変える質問の方が良いが、出来ればどちらも事前に知らせて欲しいものだ。

人生を変える質問は待っていても受け身の状態ではやって来ない。

走馬灯を見るように過去の自分を、映画の主人公にでもなったかのように鮮明に振り返る必要がある。

子供の頃まで遡って、「一番楽しかった事は何ですか?」とか「一番辛かった事は何でしたか?」とか

「将来どんな職業をしたいですか?」そして「今まで一番お金も時間もかけてきたことは何ですか?」

「今夢中になれることは何ですか?」など……

しっかり時間を取って自問自答を繰り返し、答えを紙に書いていくといい。

僕の場合は53歳の時点でまだ3番めの息子の授業料を稼ぐ必要があり、頭の中は仕事のことで頭がいっぱいだった。頭の中が見えるとすればきっと売上を挙げることでガチガチの頭でっかちだったと思う。

そんな僕が冒頭で書いた答えることができなかった質問をされた事が、きっかけで自問自答をする時間をしっかり取った事が良かった。その御蔭で段々、ガチガチの頭から柔らかい頭に解きほぐされてきたようだ。

3年ほど掛かったけれど、本来の自分がやりたいことは今の仕事では無かったと気づき始めたのだ。

そして、最後の1年は「お金を貰えなくてもやりたいことは何ですか?」という質問に悶え苦しんだ。

32歳の時に転職をした理由が稼げる仕事をするという事で20年以上続けてきた仕事を根底から覆すような質問だ。

この誰しもが悶え苦しむのではないか?と思える質問を問い続けた結果、やっと答えが出てきた。

この頃になると、今後も稼げるほうがいいと頭の声も聞こえてきたが、それよりも心の声が大きく聞こえるようになっていた。自分のやりたいことをすればいいだよ!自分の人生を生きよう!という声だ。

人生を変える質問は突然やってくる。

その質問に気づけたおかげで、僕は充実した毎日を送れるようになった。

本当にありがとう!